ミッフィーにも似てるみたいよ

昨日のブログ、最終的に1万字近くなって流石に自分でも引いた。

卒論の半分の文量と思うと、半泣きで開館から閉館まで図書館に篭ったあの日々はなんだったのかと思うね。

 

今日は用事を済ませたあと散髪へ。

3ヶ月間ほどの気まぐれジプシー期間があったものの、この2年近くは同じ美容師さんに切ってもらっているので会話が楽〜。

 

担当してくださっている方は男性なんだけど、物腰柔らかくて、音楽の趣味が合って、切った後かならず嫌味なく褒めてくれて、もちろんカットも上手だし、何より手の動きにガサツさがない!

ピアスに指やコームを引っ掛けたりとか、ドライヤーでガシャガシャされて痛い思いをしたことが一度もないの。

当たり前の配慮かもしれないけど、ショートヘアって月1は切らないと維持が難しくて、よって庶民はなるべく価格の安いところに行かざるを得ないので、その当然ができない人に当たっては悲しい思いをすることが殆どだったんだよね…。

 

今日はモッサリしてきた横髪をすっきりさせるためと、あとは好奇心で少しだけサイドを刈り上げ✂︎

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普段見せることはないだろうけど、その気になれば韓国のサッカー選手風、もしくは北の将軍風ともいえる髪型を楽しめるんだ!と思うと、少しだけ生活が楽しくなりそう。

今日はお試しでごく狭い範囲を刈ってみたけど、次はもう少し広げても良さそうだな〜。

 

去年の10月に人に勧められて伸ばし始めた前髪、最近とても良い感じ。

ふだん服装が比較的男性寄りなので、長めの前髪+天パで少し柔らかな雰囲気が出せている気がする。

好きな人たちからの「こういうの似合いそう」はたとえそれまでの自分の好みじゃなくても素直に嬉しいし、できれば挑戦していきたいなあと思う。

 

散髪後はマイノリティ友と夕ご飯。

みんなで集まった時にわりと話していた気持ちでいたけど、初めて二人でご飯を食べてみたら初耳話ばかりでびっくり!

 

人の仕事や専門としているものの話、過去の話、楽しいな〜。

本当に人生は選択の連続で、時には意に沿わない方の道を行ったとしても、それが確実に今のその人を形作っている ということを、色んな人の話を聞いていて実感するこの頃。もちろん私自身の経験からも。

 

でも基本的に、あの時の選択はやっぱり正解だったな〜と思える都合の良さというか能天気さをいつでも備えていたいな。

苦境は苦境で「この苦しさにも意味がある!」なんて我慢せず、苦しいよ〜って素直に言って、どうしても無理になったら逃げてもいいと思う。

でもほとぼりが冷めて落ち着いた時に「あの苦しさも悪くはなかったかも」「でも逃げてよかったわあ」と思えるのが理想。

 

あと自分のことを話していて少しハッとしたんだけど、私って研究が好きというよりは、中国語を利用したり勉強する器のようなものとして、たまたま一番近くにあって肌に合いそうだった研究を選んだ って感じがする。

私が中国や中国語に興味を持ったきっかけって、17歳で初めて中国に行った時にそれまで頑張って勉強してきた英語が通じなかったショックと、「この国の言葉聞いて話せたらかっこいいじゃん!」っていう単純な衝動なんだよね。

 

研究分野やテーマだって、文学からフィールドスタディーに移ったのは興味もあったものの、「フィールドワークや聞き取り調査をすることで中国語の口語を伸ばしたい」という思いがあったからだし。

だから好きな文学作品だったり、自分が実際に身を置いている事象を対象に研究をしている人はある意味羨ましい。

もちろん私も自分のテーマには自分なりの愛をもって向き合っていたとはいえ(じゃなきゃ論文とても書けないなって思った…)。

 

今は中国語、衰えに衰えてるけど、最近は留学準備も兼ねて検定試験の勉強をちょこちょこしていて。

大学3年次の留学中からはずっと中国で生きていくためだったり論文を読むための道具になっていた中国語だったけど、改めて外国語として勉強するとやっぱりすごくワクワクしてしまう。

発音も大好きだし、日本語と比べてシンプルな文法構造だからこそ、膠着語育ちの想像力が刺激されて中→日翻訳とかめっちゃ楽しいし、非ネイティブしかし漢字語圏生まれという絶妙な境遇で中国語に触れることができているのが本当に幸せ。

 

そんな感じで語学も好きだし、文章(論文)を書くことや読むこと、思考を巡らせること、人に何かを教えること、いずれもとても好きだから、もし今の計画通りまた大学院に入って論文を書き始めたら、職業としては大学で教える仕事を目指して頑張りたいと思ってはいたんだけど

もしかしたら私にはほかにもっと適切な器があるのかもしれない、という考えと視野は捨てちゃいけないなあと思った。特に中国語はいろんな使い道があるしね。

 

そんな気づきもあり、何より人と食べるご飯がすんごくおいしくて、幸せなひとときだった☺︎

 

「生態が謎」って言われたので一通り自分の状況を説明したら「高等遊民」って言われたのはウケたけどね。笑

一応まじめに就業していた時期もあるのに、付き合いの長い人たちからも「働いてるイメージない」とよく言われるので、ほんとに遊民の才能あるんだと思う。