とにかく駆け抜けた

去年の誕生日から明日で1年。

あの時点から生活ではなく人生が少しずつ動き始めて、プー太郎だった自分は今東京で働いている。

 

27歳には昔からずっと憧れていた。

若さと落ち着きが一番心地いいところで交わり合う良い年齢だと思っていた。

別に身近にそう感じる人がいたわけでもないから、本当にイメージだけど…。

 

だから本当はもっと落ち着いて27の1年を過ごしたかった。

生活を噛み締め、人生を踏みしめるような。

でもまあ新生活始めたのだからバタバタで、体調もちょっと崩したし、平日も休日も緩やかに必死だった。

東京で会おうと言ってくれる人に会う余裕も全然生まれなかった…。

 

けど、振り返ってみると、自分の好きな自分が崩れることはあまりなかったし、とにかく頑張ってえらかったねって思う。

27が頂点すぎてその後のイメージは全然わかなかったけど、幸いその最後の日まで生き延びることができ、相当なことがない限りもう暫くは生きられそうなので、明日以降についての多少の想像はできている。

 

ざっくり言うと、駆け抜けすぎて本当に大事な一握りを大事なままにするので必死だったから、少し歩をゆるめて大事にする範囲を広げていけたらいいな。

一握りのことはもっともっと大事にしたいな。

ちょっととか一瞬でいいから他人に素敵な人って思われたいし、自分では自分のことずっと素敵だって思っていたい。自分に謝ったり、自分を嫌ったりしたくない。