無数の夢で眠れなくされたい
花粉の猛威がすごい。
ここ2年ほどあまり症状が出なかったので、治った?と思っていたけど、単に飛散量が少なかったんだろうね…。
猫を家族に迎える際にアレルギー検査をした時、スギが最高値のレベル6をぶっちぎらんばかりのグラフを示していたのに治るわけがないわな。
ちなみに猫は限りなく2に近い3だったんだけど、自分ちの猫限定で慣れてきて、年に数回軽めのアレルギー薬を服用する程度になった。
どうでもいいけど、中国語で花粉症は「花粉過敏(huā fěn guò mǐn)」
中国にいた時は花粉症ならなかったけど、花粉過敏で検索すると花粉症に悩む中国人の嘆きが散見されるという不思議。なんの花粉だろう?
いとしのアレルゲン。
(早朝、布団に入って腕枕して欲しげにしていた時の顔。ちょっとめんどくさかったから「世の中ぜんぶがあなたの思い通りにいくわけじゃないんやで」って無視したものの、布団の中にチョイチョイって手を突っ込んでくるのが可愛くて負けた。)
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今日はやること済ませた後、今月誕生日の友達のプレゼントを買って、The Greatest Showmanを観てきた〜。
今年で11年の仲になる友達の誕生日、留学とかで会わない時期もあったから2〜3回はすっぽかしたと思うけど、それでも10回近くは贈り物をしてきたので、近年ややネタ切れ…。
個人的に友達にあげるプレゼントは、同じ値段なら良いものをひとつ買うよりも安いものを複数取り揃えて楽しんで欲しい派なので、余計に悩む。けど楽しい。基本的に好きな人たちには貢ぎたくなってしまう悪癖。
今回のメインは、何年か前と被ったけど靴下にした〜。安牌だけど、フレンチブルのやつとhacuのやつ2足で、春らしい柄がめっちゃ可愛いの。私が欲しいわ。
映画もとても面白かったな〜。
歌がめっちゃ良くて、映画館効果も相まって5回くらいガチ泣きしてしまった。
去年DVDでLA LA LANDを観て、歌は良いもののストーリーいまいちだなあと思ったんだけど、多分映画館で観ていれば違う印象だったんだろうな。勿体ないことした。
でもThe Greatest Showmanの方が、ストーリーの突っ込みどころを意に介させない勢いがあったっていう点で自分には合ってたのかも。
(いつか勢いに押されず整然とストーリーに納得できて、音楽も楽しめるミュージカル映画に出会いたい)
それにしてもミュージカル映画でストーリーにケチつけるのは野暮だなあとは思うんだけど…LA LA LANDの結末ぜんぜん共感できなかった。
だって「過去の恋愛は上書き保存」系の人の気持ちぜんぜんわからないんだもの。秒速5センチメートルで泣いちゃう系統の人間なので…。
秒速、共感を覚えると同時に、なんか自分に酔ってる恋愛だな…とも思うので、観るとなんとも複雑な気持ちになる。
あ、The Greatest Showmanに通底するひとつのテーマがマイノリティなのも、他の映画に比べて惹きつけられる要素のひとつではあるよね。
私自身はそんなにマイノリティ意識はなくて、性的指向について肩身の狭い思いをしたことも幸いあまりないし、趣味や嗜好も比較的マジョリティ寄りなんだけど
それなのになんとなく馴染めなさというか社会の周縁にいる感はずっとあって、そういうところをギュッと掴まれる瞬間はたしかにあったかも。
でも、想像していたような「マイノリティでも頑張ろう!みんなに認めてもらおう!」ってポジティブな気持ちにさせる感じではあまりなくて(むしろそういうのちょと苦手)
「日陰者は日陰者なりのやり方で、自分の居心地良い場所で、わかる人にだけわかる輝きを放てばいいんだよ」的な優しさも処処に感じたな。
多分同じ感想の人は少ない気がするけど…。
しばらくはサントラ聴いて楽しもう〜。
もう一度劇場に行ったりDVDで観ることはきっとないと思うけど、発声可能上映はちょっと気になる…拍手とかしたいし一緒に歌いたい…。
で、余韻に浸ってたら、折角買ったプレゼントをどこかに置いてきちゃってめちゃめちゃ焦ったけど、無事見つかって良かった。
忘れてきた場所(映画館の休憩所の椅子の上)にそのまんま置いてあって、他の人たちみんな当然のようにそこは避けて座ってくれてて、日本すご…ってなった。場所取りのために置いてあるって思ってたのかな。
数ヶ月前もスーパーのサッカー台に財布置きっ放しにしちゃったけど、そのまま放置されていたし。
でも中国行ったら落し物まず見つからないので(上海の空港で落としたiPhone返ってこなかった)、このボンヤリ癖は直さなきゃな本当…。